以前しばらく酒を飲んでいなかった時期があって、でも飲み会には出ないといけなくて、そんな時基本的にはノンアルコールビールをいつも飲んでいた。
元々は昼から飲んじゃうような人間だったのだけど、ノンアルコールビールを飲むようになってからは日中はノンアルコールビールを飲んでいる。
ビールの味っていうのがとにかく食事に合うのだ。俺はハイボールよりもビール派。
人口甘味料が気になる
ノンアルコールビールだと1番好きなのはアサヒビールのドライゼロ。他を寄せ付けないレベルで好きだ。
ただ30歳を過ぎると、食べ物のいろんな情報が気になってくる。
ひとつが人工甘味料。人工甘味料に起因する何か新しい病気になったとして、対処法が確立されるには時間がかかるのではないだろうか。と、最近先輩と話している中で思ったのだ。
その時先輩と話していたのは「人工甘味料も身体から出ていくらしいので害はないのだろうけど、脳がバカになっちゃうんじゃないか」って話。
ふと、別に糖質だったりカロリーがゼロでなくてもいいと気付いたのだ。他で気をつければいいだけのことだし。最近のハコヅメ〜交番女子の逆襲〜でも、それに近いセリフがあったな。
ビールとノンアルコールビールの間
最近俺が住んでる片田舎のスーパーでも、アサヒビールの「ビアリー」が売られていることが増えてきた。首都圏では春くらいから売られていたみたいだけど、全国流通はいつからだったんだろう?調べたら6月末らしい。
最初はノンアルコールビールだと思って買ったんだけど、微アルコールビールだったわけで。飲む前に気付けてよかった。別に運転する予定があったわけじゃないのだけど。
ビールからアルコールを減らして作られている
「ビールテイスト飲料」といいながらビールと同じ製法で作って、最後にアルコール度数を減らしているらしい。
ほぼビール
味がビール
味はビールを少し甘くしたような感じ。ドライゼロよりもビール感はある。そりゃ材料はビールと同じなのだ。ホップと麦芽じゃないとこの味にはならないのかもしれない。
栄養成分もビール
ちなみに糖質は普通のビールより多い。スーパードライは100mlあたり3gなのにビアリーは7.4g。この辺がさっきの、「ビールを少し甘くした感じ」につながっているのかもしれない。
つまり、ビールをドライゼロにダイエット目的で置き換えている人がもしいるのならば、ビアリーはそこにはハマらないのだ。むしろ、ビールなら酔えるので飲めなくなってくるのだけど、ビアリーなら酔わないので、飲料水のようにゴクゴク飲んで、大量の糖質の摂取に繋がるのかもしれない。
泡立ちがビール
写真を撮り忘れたのだけど、冷たいグラスに注いだ時の泡立ちは完全にビール。ノンアルコールビールだとそうはいかない。カスカスの泡が少々できるくらいだ。
価格がビール
俺がいつも買い物をしているスーパーでは値段は同じだった。材料や作り方がビールと一緒で、最後にひと手間かかっているんだから、当たり前だ。
上記のとおり、ほぼビールなのだ。
運転はしちゃいけない
公式ホームページにもはっきり書いてあるけど、ノンアルコールじゃないから運転はしちゃいけないらしい。この点においても、ドライゼロの代替品ではないことがわかる。
つまり、チョコレートに置き換えて考えると「アサヒビール普通のチョコレートがドライゼロで、ウイスキーボンボンがビアリー」、というところだろうか。ウイスキーボンボンを食べて車を運転してはいけない。
ちなみにアルコール度数が1を超えなければ酒税法の酒ではないらしい。なのに酒税がかかるビールと同じ値段なのは、ビールを作ってからアルコールを弱くしてるからだろうな。経理の人は大変そうだ。
総じて、「微アル」という新しいジャンルなのだ。
ビアリー、良いです
「値段が一緒ならビール飲めばいいじゃん」という人の気持ちもわかるけど、酔いたい時ばかりじゃないと思う。
「ビールの味が好き」な人にとっては、アルコール度数が高いことが必ずしもいいことじゃない。ドライゼロもかなり美味しいけど、後味はやっぱりビアリーの方がいい。
あと俺は、ビールを日中飲んじゃうとパフォーマンスが下がるのが気になっていたので、その点ではビアリーの方がいいと考えている。
ちゃんと味がビールなのに酔いにくい、というのは良い。酔いたい人はビールを飲めば良い。
ネットニュースによると少しずつ飲食店での提供も始まるみたいだし、新しい選択肢が増えるのはとても良いことだと思う。
「酔いたい時にはビール、そうじゃない時にはビアリー、運転する時にはノンアルコールビール」という使い分けでいいと思う。少なくとも俺はそれで行きます。飲み会なんてしばらくないだろうけど。