龍馬に続き、新しいノンアルコールビールを試してみたのでエントリ。
龍馬でいいって言ってたじゃん
龍馬でもちろんよいのだけど、沸き立つ好奇心には勝てなかったのだ。
より良いものを追求してしまっての行動。ここの好奇心だけは無くしちゃいけない。
龍馬1865についてのエントリはこちら。
ヴェリタスブロイとは?
脱アルコール飲料
ヴェリタスブロイは、ドイツ産のノンアルコールビール。海外産のノンアルコールビールということで、アサヒのビアリーと同じように、普通にビールを作ってアルコールを弱める作り方で作られている。
原材料は麦芽、ホップ、天然水、酵母のみ。the 必要最低限。バンドで言うとスリーピースバンド。添加物は使われていない。だからプリン体も含まれている。カロリーだって0じゃない。
日本のノンアルコールビールはビール味の炭酸飲料なので、そこがまず違ってくる。なので、味は普通にビールっぽくなるんじゃないかと期待しての購入だった。どっちかって言うと、ビアリーみたいな味を期待しての購入。ビアリーが高いからだから発想が貧乏性なんだけど、こればかりはしょうがない。三子の魂百までなのだ。お金の話になったから先に値段について記載する。
ビール純粋令遵守
国民1人あたりのビール消費量が上位のドイツには、「ビール純粋令」というものがあるらしい。これはヴェリタスブロイを買って調べて初めて知った。
簡単にいうと、「ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とすべし」という原材料の制限と、1マース(およそ1リットル)あたりの価格制限を定めたものらしい。1500年代に定められたもので、EUがある今でもまだ生きている法令というところにもロマンを感じる。
なので当然甘味料とかも入ってないのだろう。輸出ビールには適用されないようなことが書いてあったけど、わざわざドイツのビールを選ぶ人は法令を守ってるモノを手に取ると思う。
価格について
Amazonだとヴェリタスブロイは一本あたり105円。
龍馬1865は112円で、ビアリーは177円だから、ぱっと見の一本あたりは最安値。
なんだけど、ヴェリタスブロイは一本の容量が330mlと、日本のもの(350ml)に比べると少し少ない。1mlあたりの値段を出してもいいけど、20mlは誤差なので気にしないことにした。決して割り算ができないというわけではないので誤解されないで欲しい。
量が少ない方が冷えたまま飲み切れるという人もいると思うんだけど、ここまでサイズ感が近いとあまり差はないと思う。
味について
味は結構ビール、なんだけど、龍馬1865に慣れたしまったせいか、ガツンとくる感じがなくて最初は少し物足りなさを感じた。龍馬の風味が前面に飛び出てくるような感じではなく、少し薄目のビールのように感じた。けれど飲み進めるうちに気にならなくなってきて、今では普通に美味しく飲めている。
龍馬1865が麒麟ラガーなら、ヴェリタスブロイはアサヒスーパードライ、と言ったところか。
何より添加物がないからか、まとわりつく感じが一切なくて、喉越しがとても良いのだ。
前述のとおり、日本のビールを思うと「少し薄いかな」と思ってしまうけど、価格とノンアルだという部分を考えると満足度は非常に高い。
龍馬1865よりもビール感はビアリーに近いと思う。
ちなみにグラスに注げは普通に泡も立つ。
栄養成分について
先述の通り、0カロリーじゃない。と言っても100mlあたり12kcalだから、十分低カロリーだと思う。
そしてプリン体についてもゼロの記載はないので、恐らく含まれているのだろう。
そもそも美味しいものは高カロリーだったり身体に悪かったりというものだと思ってはいる。
なので龍馬1865と同じく、ビールに置き換えてダイエット目的でドライゼロを飲んでいる方には向いていないと思う。龍馬1865はプリン体ゼロなので、もしかしたら龍馬の方がいいかもしれない。
まとめ
とりあえずこれでAmazonでの評価が高いノンアルコールビールについては試し終わった。正直どちらも魅力的で、甲乙付け難い。
ひとつ思ったのは、龍馬1865とヴェリタスブロイをハーフアンドハーフで割ってみること。龍馬のコクとヴェリタスブロイのスッキリ感が共存するのか、どちらも消滅するのか。700ml近くを一気に飲む覚悟があればやってみたい。龍馬1865を全て飲んでから購入したのが悔やまれる。もしかしたらスーパードライとラガーを混ぜるような禁忌になっちゃうかもしれないけど…。
最高に美味しいノンアルコールビールを探す旅はまだまだ終わらない。
次は同じドイツの、クラウスターラーだろうか。