俺は基本的には目的がないと本屋に行かない。アラサーちゃん無修正の最終巻を買ってから、本屋には行っていなかったのだけど、奥さんに着いていった際に面白い本を見つけてしまい、不意に買ってしまった。
値段を見ずにレジに行ったら、意外に高くてびっくりしちゃった。でも確かにそれくらいの価値はある本なのかもしれない。
「別冊Lightning Vol.222 完全版メンテ本」
俺はモノの手入れをする時にその都度インターネット先生にやり方を教えてもらって、それから手入れを始めていたんだけど、これからはこの本を見れば万事OK、という話しだ。
愛用品なら長く使いたい、長く使うためには
愛用品、自分のお気に入りのモノなら長く使いたい。そのためにはメンテナンスが必要だ。ジーンズなりブーツなり、大事なモノなら手をかけて、劣化を遅らせて1日でも長く使いたいと考えるのが当たり前だと思う。
とは言っても、正しいメンテナンス方法、なんてのは正直よくわかってない。わからない時には何かあっちゃいけないと思って、クリーニングに出すか、インターネットで調べてみて良さそうな方法があればそれを実施するか、どうしようもなくて放ったらかしにするか、その３つのどれかなのだ。
だいたいモノを買う時には、買った後どのようにメンテナンスするかなんて考えていないので、衣替えの時期になると困ってしまう。
この一冊があれば、これからは迷うこともないんじゃないかな。もうインターネットでいちいち調べなくてもいい。俺だけじゃなくて奥さんも参考にできる。
とにかくいろんなギアのメンテナンスについて記されている
ジーンズのファーストウォッシュから、レザージャケットまでメンテナンス方法が記されている。と思えばソックスまで。ソックスなんてネットに入れて洗えばいいと思っていたから、長持ちさせる方法があるなんて知らなかった。畳み方だってこれまで適当だったしね。コットンセーターだってもう訳も分からずに家で普通に洗って、シーズンオフにはクリーニング行きだったから、この本のおかげで少しはまともなメンテができるのかもしれない。
とにかく細かい。定番トラブルであると言える白Tの黄ばみの落とし方から、スニーカーの選択の仕方なんてレザー・ランニングで分けて洗濯方法を記載している。
Lightningお得意のジャンルであると言えるジーンズ、ブーツ、革靴についてはプロのメンテナンス方法がびっしり書いてある。服は最終的にはクリーニングであったり、プロに任せてしまうしかないのだと思うけど、シーズンオン、つまりダウンジャケットにとっては今の時期みたいな期間は、この本に書かれているメンテナンスをやっていればいいんじゃないかな。
ちょっと広告が多い「お洗濯大辞典」だと思って我が家の本棚に立てておくことにした。
俺の友達もそうだけど、服を使い捨てにすることが多いこの時代だからこそ、俺はこの本をよく読みながら少しでも長く服を着ていこうと思っている。
この本を買うとたらいが欲しくなるはず。
