TANAKABLOG

TANAKA(仮名)の日常と備忘録


2年くらい穿いたRESOLUTEの色落ち

RESOLUTE710。持ってたことも忘れていた。 

ちなみに忘れていた理由というのは、ショップでスーパージャストサイズを提案されそれを購入した結果、自然と手を伸ばさなくなってしまったからである。

足を通さなくなった、というべきか。

ワンウォッシュのものを購入し、2年くらい穿いていた。

穿いたと言っても、「色落ちさせてやろう」という強い意思はなかったと思う。

美しいシルエットときれい目な色落ち。毎年新商品だったり新しい商品が様々な形で売り出されている中で4種類のラインナップにこだわっているブランドで立ち上げ以来新しい商品といえば記念にリリースされたホワイトデニムのみだろう。フラッグシップモデルである710はwaistとlengthを豊富に揃えていて、裾上げなしで穿くことができる。そしてそれらは全てパターンを引き直してるとかいないとか。こだわり方とか売り方が明らかに周りのデニムブランドとは一線を画している。

RESOLUTEについて(HPから引用)

国産デニム業界で20年以上デザイナーを務め、その黎明期からデニムファンに支持されてきた林 芳亨(はやし よしゆき)が新たに立ち上げたブランドが RESOLUTE(リゾルト)です。

RESOLUTEはメイド・イン・ジャパンにこだわり、織布から染め、縫製、仕上げまでの全生産工程が西日本の中国地方、備後地区の熟練のデニム職人たちの手によって行われます。 昔ながらの染色方法、旧式織機で織られたオリジナルの生地の最大の特徴は、手に取るようにわかる毛羽立ち。この毛羽立ちこそが味のある色落ちに不可欠な要素なのです。穿きこみ、身体に馴染んでいくにつれて、膝や腰、股など摺れる部分から毛羽がなくなっていき、そこから色が落ちていく。毛羽がなくなった部分は淡く、残っている部分は濃い色のまま。この濃淡が1本のデニムに絶妙なカラーコントラストを生み出すのです。したがって、RESOLUTEのデニムが穿き手にあわせて「仕上がって」いくには、少なくとも1年は穿き続けなければなりません。ですが、「最初はもっさいパンツやけど、穿きこんだらええ色になる」というデザイナー林の言葉通り、あえて加工を施さないベーシックなデニムだからこそ、穿きこむことで身体に馴染んでいき、そこから生まれる色落ちが唯一無二の「加工」となっていくのです。RESOLUTEが目指すのは、トップスとシューズを選ばない、どんなコーディネートにも合わせることができる、いわば「道具」としてのデニム。デニム=アメカジにとらわれることなく、仕立ての良いジャケットやコート、ドレスシャツにタイドアップといった大人のデニムの着こなしにもしっかりフィットするパンツを目指しています。


まぁ、ファッションアイテムとしてのジーンズってことだと思う。

画像等

ちなみにサイズはW28×L31。イベントの際に購入したため全サイズ全レングスが揃っていて、店員さんには一番ギリギリのサイズと、少し短めの丈を提案されてそれをそのまま受け入れてしまった。

全体

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ブランドが推奨する穿き方のまま穿くことに少し抵抗があったということで最初の10ヶ月くらいは洗わずに穿いた。

RESOLUTEの商品と理念は好きなんだけど、どうしても林さんのように「1回穿いたら1回洗濯」は週末ジーニストには受け入れがたいし、「人と違うことがしたい」っていう社会に不適合な人間が考えそうなことで普通のジーンズと同様に穿くことにした。

単純に毎回洗ってすぐに色が薄くなったらもったいないしね。

まだまだRESOLUTEらしさも出ていない。普通のジーンズ。

フロントアップ
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実際はもっと青が強いけど、こうやってみると結構濃い。orSlowと同じで、最初からレプリカジーンズのような黒々しい感じはなかった。
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きれいな縦落ち。生地自体もザラつきが強いわけではなくて、どっちかっていうとフラット。
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ボタンフライの数はトップボタンを入れて4つ。この辺はリーバイスを踏襲していると思われる。

コインポケット
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いわゆる、「稲妻」というのが入っている。リーバイスの66レプリカには入ってたっけ。

バック全体
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なんていうか、こう見ると本当にただのジーンズだ。とても定価で2万円を超えるジーンズには見えない。

バックアップ
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iPhoneのカメラはよくないね。全く色味が表現できていない。けどしばらくはiPhoneで撮り続けないといけない。子どもが生まれたらいいカメラを買いたい。

紙パッチ
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いい雰囲気。CONEDENIM511のレザーパッチよりよっぽどエイジングしているような気がする。

膝裏
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ハチノスは全然出ない。俺はどうやってもハチノスが出ないタイプの人間なのかもしれない。


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耳は黄色。生地は耳付きとは思えないくらいフラットだけど。

裾だけじゃないけど、全体的にパッカリングがすごい。

まとめ

「たかがジーパンや」とデザイナーも仰っているが、購入してみてまさにその通りだと思わされた。

ぶっちゃけどこにでもありそうなジーパンだけど、穿いてみるとなんとなく違いがわかる感じ。別に崇拝してるわけじゃないし意識高い系でもないと思ってるけどこんな事を書いてしまう。

「the standard」的なジーンズだと思う。

キツくてあまり穿いてないけどね。