TANAKABLOG

TANAKA(仮名)の日常と備忘録


あの夏の夜、冷えたサイダー【念願のサウナへ】

前回のブログは長すぎたな。ついに念願のサウナに行ってきた話。

これまでのサウナへの熱い思いのエントリはこちら

ドラマ「サ道」のおかげでとにかくひと月以上、ずっとサウナに行きたかったのだ。

仕事終わりの日曜日、疲れ果てた身体で車を走らせ最寄りのスーパー銭湯へ。

700円の入浴料で入場。ドラマ「サ道」で紹介されるようなサウナと比較すると、格安だ。やっぱり田舎って物価が安い。

サウナ、水風呂、外気浴。

元々銭湯、サウナが好きで月一くらいは通ってた。だけど「サウナ→水風呂」の繰り返しで、外気浴を取り入れていなかった。

「サ道」だと、外気浴中に「ととのう」と言うことだったので、外気浴を取り入れることにした。

まずは洗い場で身体を清めて、大浴場へ。ある程度身体が温まると、いよいよサウナへ。

水分を拭き取り、サウナ室へゴイノーン。

久しぶりなのであまり温度の高くない下の段からスタート。やはり4ヶ月のブランクは大きく、6分くらいで限界を迎えた。

「かけず小僧」にはならないように、シャワーでしっかり汗を流してから水風呂へ。こちらも凡そ1分から2分で限界を迎えた。

そして身体についた水滴をきちんと拭き取り外気浴。「もう一回サウナに入りたい」と思うまで外気を浴びることにした。「ととのい椅子」のような立派なものはないので背もたれのないベンチに腰掛ける。インターネットで得た知識ではもたれた方が「ととのう」らしいのだが、無いものをねだってもないのだ。

とはいえ、外気浴は思ってた以上に気持ちよかった。天気はよくなかったし夜だったけど、そんな状況でも心地よかったのだ。5分くらいでまたサウナに入りたくなったので、再びサウナへゴイノーン。

まさかの2セット目での軽い「ととのい」

2セット目をこなし、外気浴をしていると「あれ、座ってんのに軽く目眩に近い感覚がする…そして不快感はない…」という謎の感覚に陥った。

「いや、それただの目眩じゃん」と言われたらそれまでなのだが、今までの銭湯ライフでは経験したことのない感覚に陥った。

「自然に笑みが溢れる」ほどの快感ではなかったが、何か1つ解き放たれたかというか、開放感があるというかそんな感覚。今までの外気浴無しのサウナとは違う感じ。

「嗚呼、これが「ととのう」ということなのか」と思った。そんなもんだから3セット目には大きな期待を寄せてしまった。

3セット目は空砲

期待しながら3セット目。サウナの時間は10分を超えてしまった。もはやサウナも暑く感じなくなっていた。

「これは期待できる」と思っていたのだが、外気浴を5分以上しても2セット目程の快感はなかったのだ。

少しがっかりしたのも事実だけど、これ以上の経験はこれから通っていく中で体験できるのだろう。

田舎じゃオロポは飲めない

当然ジョッキでオロポなんて飲めないのは百も承知だった。けれどドラマ「サ道」を観るまでは全く気にも留めていなかったのだが、大塚食品の自販機があったのだ。つまり、(ポカリを少し飲んでそこにオロナミンCドリンクを入れればオロポに…)と思ったりもしたのだけど、やっぱり一口目にガツンと行きたかったので、類似品と認定しているmatchを飲むことにした。味はほとんど同じなんだけど炭酸が強いからゴクゴクいけなかったけど、概ね満足できた。

食事は取らずに退散することにした。総額1,000円程度でしっかり満足できた。安い男だ。

サ道を究める

自分に合ったサウナ入浴時間を見つけないといけないこともわかっていたし、「ととのう」ということ自体仕組みもよくわかってないというYouTube動画を観ていたので、最初のサウナでととのえるとも思っていなかった。「まぁ普段通り汗かいて帰ればいいか」というのが本音だったので、「自分がととのっていた」のかは定かで無いが今までに無かった開放感を味わえただけで満足だった。

これからはもっと気持ち良くなれるように、サウナに通っていきたい。次回はどんなサウナが待っているのだろう。

そしてきっと「俺はととのえる!」という強い意志を持ってサウナに通った方がいいのだろう。俺は何かと疑ってかかっちゃうんだけど、珍しく言い聞かせようと思っている。

こうやって無事俺も、サウナゾンビの仲間入りを果たしたわけだ。メタボリックにはなりたくない。