前回のエントリ後、天気が良かったので洗うことにした。
こんな湿ったジーンズ穿けるか、と思って洗ったのだ。あとは僅かながら「洗ったらどれくらい変わるんだろう」という期待を込めて洗った。この期待には何回裏切られてきたかわからないんだけど未だに期待する。DV彼氏に対して「次は優しくしてくれるかも」と思うメンヘラ共依存の彼女みたいな感じか。いや、違うか。もう自分が何を言っているのかもよく分からない。
前回のエントリ
フロント全景
正直期待してた割にはあまり変化はない。つまりまた裏切られたわけだ。っていうか本当はジーンズには洗いは必要ないのではないか。
フロントアップ
前回の洗う前の画像の方が盛れてる気がする。洗ったことによって細かなシワが消えて、太いヒゲだけが残っている。前も同じようなこと書いたな。
接写にすると細かな縦落ちが始まっていることに気づく。
このスマホで撮った写真で伝えられているかは不安であるけれど、粒だった感じがいい感じになっている。
バック全景
右足が一部切れているけど、全く気づかなかった。
バックから見ると、「もう少し洗うのを我慢すべきだった」という結論になりそう。いや、前回のは食べ物を溢したというトラブルによるものだからしょうがないんだけど、とは言っても後悔の気持ちがあることは否めない。もうこれからは「食事用のジーンズを用意しようか」などと思っている。もちろん冗談です。
バックアップ
なんとなくだけど余計な汚れが落ちて清潔感が戻った気がする。色落ちしたジーンズに清潔感ってあるのかなぁ。
赤タブ接写
もうここはこんなものだと割り切っているので感情もない。結果どうやってもピンボケになるのだ。
革パッチ
最初は文句ばかり言っていたこの革パッチも、黒字でペイントされている部分以外は少しずつ変化しているような気がする。あくまで気がするレベル。っていうかこれなら紙パッチの方が見てて楽しくない?
ハチノス
当初の予想に反して、洗っても薄っすらと残っている。これはもしかしたらまだ少しは希望が持てるのではないか。
裾&赤耳
洗い前よりも多少は捻れてきてる気がする。ここは気付いたらいい感じの雰囲気になっていると思うので黙って見ていようと思う。他の部分も黙って見てるしかないのは同じなんだけどね。
雑感
カラッとしてザラっとして、コシが復活したのが何よりも嬉しい。あと伸びきっていたウエストが縮んで、太もも部分とかもだいぶフィットしてきたのが嬉しい。「元々はこんなジーンズだったのか」というのが実感出来る。
ここまでで思うのは、「レプリカジーンズとはやはり違う」ということだろう。
日本製のレプリカジーンズとの大きな違いは、生地の青さだと思う。ツーウォッシュくらいでは中々ここまでは青くならないと思う。あと、「荒々しさ」がない。
「アメリカ製の普通のジーンズ」が2万円以下で買えたっていうのは本当に素晴らしいと思う。コーンデニムではないにせよ、企画自体はずっと続いて欲しいと思う。
っていってもこの手のジーンズって俺もそうだけど中々買い換えるものでもないから、企業的にはどうなんだろうなぁ。やっぱりリゾルトみたいに頻繁に洗うのを勧める方が会社としては儲かるのだろう。そんな中「穿き始めてから◯カ月洗うな」的な指南をするメーカーって、売り上げとかを度外視してるのかなぁとか、いや、結果として傷んで破れたら新しいの買うから、そっちの方がいいのか、とか。
斜めに物を見過ぎだ。
とにかくこれからも涼しい空間では穿きこんでいきたい。