TANAKABLOG

TANAKA(仮名)の日常と備忘録


やれたかも委員会(ドラマ)について

Netflixで今視聴可能なドラマに「やれたかも委員会」というのがある。

ちなみに僕は漫画も読んでないし、Netflixで流れてるドラマ以外は観ていない。

「やれたかもしれない夜は人生の宝です」と。この言葉が忘れられない。

文字ばかりです。

 

やれたかも委員会とは

人生の中で、男なら(女の人もあるのかもしれない。性別で区別すること自体が最早問題となってしまうかもしれないが、僕は男の気持ちしかわからないのでこのまま突っ走る)異性と交友しようという気持ちがあればモテるモテない関係なく一度くらいはあるだろう甘くて切ない、そしてふとした瞬間に思い出しちゃう「やれたかも」しれない一瞬にフィーチャーしているドラマである。

ドラマは「やれたかも」しれない一瞬が人生で忘れられず、時間が解決してくれるであろう時間を充分に経過してもその一瞬に悩まされて、振り回されている人物と、その「やれたかも」しれない一瞬が「やれた」のか「やれたとはいえない」のかを判断する委員会のやりとりで進んでいく。委員会には3名の委員がいて、聞き取り、意見交換を繰り返し、最終的に「やれた」のか「やれたとはいえない」のかを決定していく恋愛コメディドラマとなっている。

 

なにが面白いのか

ネットで検索したら「やれたかも委員会 つまらない」とかも検索候補に出てくるが、個人的にはめちゃ面白い。

なんというか、エピソード内の心理描写が「妙にリアル」なのである。よくあるドラマとかだとあまり現実的な心理描写がないと感じるんだけど、妙にリアルなのだ。相手の女の子の一挙手一投足になにか理由があるのだと決めつけて勝手に妄想に耽って、テンションが上がったり下がったりした想いのある方も多いのではないかと思う。このドラマではそういった気持ちを思い出させてもらえる。

なにより、「やれたかも」などという答えもはっきりしてないし成果も出てないことに関して、「本当にやれた」のかを検討するということが非常に特徴的。

単純に「やれた」というのはもちろんマズローの五段階欲求的には一番下の生理的欲求と、上から二番目の尊厳欲求を同時に満たしてくれるんだろうけど、「やれるのか、やれないのか」といった瞬間は「ドキドキ感」という点では最もピークにあるのではないだろうか。

恋愛感情において最も高ぶる瞬間のエピソードが集約されている、のだ。結果は「やってはいない」のは事実なんだけど。

いわばサッカーでいう、「ゴール前で味方から絶妙なパスをもらった瞬間」の連続。ゴルフでいうと「アプローチがそのままカップに向かってまっすぐ転がっていく」その時間の連続。「穿き込んだジーンズを洗濯機で回している」時間の連続。だんだんわけわかんなくなってきた。

 

僕の個人的な感想

まぁ全てのエピソードに「やれた!」と思うことはないし、甚だ傲慢ではあるが僕の持ってるエピソードの方が面白いかどうかはさておき「やれた」のではないかと思うこともあるが、とても面白い。

ドラマはあまり関係ないかもしれないけどこのドラマを通して僕は結局、「一生懸命働いていい給料貰って、オシャレして、ダイエットして、散髪して、とかっていうのも全部「やれた」という目標のため」といっても過言ではないのではないかと思うようにさえなってしまった。

あと白石麻衣ちゃんの発言が「男の勘違い」を正してくれてるのである程度の恋愛ハウツー的な要素もあるのでは。

 

まとめ

別にこのエントリーをしても僕にNetflixからお金が振り込まれることもない。僕のブログに目を通してくれるような奇特な皆様には本当にオススメしたいのだ。