TANAKABLOG

TANAKA(仮名)の日常と備忘録


雑記20240507

雑記をつれづれ。

二画面テレビの申し子

僕が小学校高学年だったころ、自宅のテレビに二画面表示機能が付いていた。二画面表示ができてすぐのモデルではなかったと思う。そんなに裕福な家庭でもなかったし、ある程度普及した頃の買い物だったと思う。

多分ゲームにハマりまくってた僕にゲームをさせながらも、野球中継を観たかった父親が奮発したのだろう。僕も「野球にしようや〜」と父親に言われる煩わしさよりも、音声は野球中継に譲ったとして更に多少縦横比率がおかしい画面でプレイする方が、快適な日々を送れていた。

ちなみにその頃やっていたのはドラクエ7。石板探しが終わらないあの名作。二画面という圧倒的不利な状態で、学年で1番最初に「オチェアーノの剣」を見つけ出したのはこの僕です。

というか、今思えば野球中継は音声がなくても良いのでは。打球音が大事なのか?それとも実況?家長としての矜持?

なぜか先日ふとそんなことを思い出し、「今も二画面テレビってあんの?」なんて思ったので、調べてみたところ、まだ製造されているらしい。

うっすらした記憶だと、うちにあったのは東芝製だったような気がしているのだが、今でも東芝は作り続けているらしい。他社でも一時期搭載していたものの、最近は搭載していないものも多いらしい。

まぁ、TV自体が見られなくなっているので、その中で二画面同時(音声は片方のみ)なんていうのは、必要がなくなっているのかもしれない。

テレビデオってまだあるん?

多分ない。(調べてすらない。)レコーダー内蔵のテレビはたくさんあるので、それは後継機と読んでも良いのだろう。

僕が中学生の頃はまだDVDもあまり普及していなかったように記憶しているし、自動録画の機能があるレコーダーを持っている人もいなかったような気がする。機能としてもあったのか定かでない。Wikipediaを見ると中3ごろにはあったみたいだけど。片田舎じゃ金持ちの子は勉強してるので使わなかったからか、使ったらよかったとかって話を全然聞いたことがない。

子どもの頃は、「録画し忘れたからダビングさせてー!」とか、「観るまでネタバレすんなや!」 なんて話もたまにあったりして、 それはそれでコミュニケーションのひとつだったと思う。今はレコーダーが自動で録画してくれるし、なんならハードディスクだけつけとけば一生録画してくれるので、ドラマの見逃しもないだろう。

それはそれでとても便利だけど、僕が一回だけ当時好きだった子に、「木更津キャッツアイ」の録画ビデオを貸したような、そんな経験の機会がなくなるのは残念なように思う。

…いや、間違いなく今の方が便利だし、彼女からしたら(見逃したが故に田中なんかからビデオ借りてしまった…。)なんて状況にならなくてよいので、やっぱり今の時代がいいや。

それではこの辺で。