僕は服が好きだ。自分がお洒落だなんて思ったことはないけど、服が好きだ。
その中でもTシャツとジーンズ、ブーツが特に好きだ。
高校生の頃に観た「stand by me」のTシャツにジーンズのシンプルなファッションに影響を受け、それからは基本的にジーンズで過ごしている。
というより、最早ジーンズを穿いていないと落ち着かないのだ。つまり仕事中は常に落ち着いていない。社会に適応できているのか甚だ疑問である。
映画で子どもが穿いていたのは古着にありがちな水色になったブルージーンズだが、僕は基本的には濃い色合いを楽しみたいタイプだ。だけど永遠には続かないので色が落ちてきたら一気に洗う頻度を増やして、夏用の色落ちにするのだ。なんか話が長いな。
前置きが長くなったが20代も残り少なくなってきたので、体型の記録、記念の意味を込めてジーンズが欲しくなったのだ。
1.今回購入したジーンズに求めたもの
なんとなく設定してた条件は下記のとおり。
①セルビッジ付き(せっかくなので)
②細身
③腰穿きができる
④できれば生穿き(糊落としせずに穿いてみたかった)
3番目の項目については体型の記録という面においては相反しているが。
買い物に行く時間がたくさんあるわけでもなかったが、20代最後のジーンズにこいつを選んだ。
2.購入したジーンズ
Levi's511 MADE IN THE USA cone denim
地元のライトオンで購入。
生地から縫製までをアメリカで手がけたらしい。それでいて16,000円という価格設定は僕の中で破格。もちろんいい意味で。
そしてこの生地を作っているコーンミルズ社の工場が閉鎖されてしまったので、今ある生地でホワイトオークのコーンデニムは終わり、ということらしい。
普段は商品の背景について語ることのない(少なくとも僕は聞いたことがない)ライトオンのスタッフさんが熱く熱弁していたので、おそらくはライトオンとしても注力しているのだろう。この生地を使っていると聞いているテラソンはどうなるのだろう、誰か教えてください。
昔はリーバイスのレギュラーラインでもコーンミルズのフラッシャーがあったような気がするけど、価格の割にとてもいい生地だという記憶がある。気がする、という言葉を使いすぎだ。
10年前に買ったのは505のレギュラーだったが、今回買ったのは511。というか、昔は細身のジップフライは505だったのだが今は505はレギュラーフィットのポジションなのか。
3.ディティール等
細身のシルエット。
ラベルは皮。レプリカじゃないから™️の記載があるのかな。
コーンデニムであることの主張。昔買った505は違ったのかな。
赤タブ。まだピンピンしている。
セルビッジ。よくあるレプリカは裾のチェーンステッチの終点がアウトシームに来ているがあくまで「現代のアイテムのセルビッジ仕様」だからか、インシーム側に来ている。
ジップフライはorslowの107以来。
そしてこのごちゃごちゃした表示である。まぁ時代の流れからするとしょうがないのだろうけど。 レプリカじゃないから隠しリベットもなし。
あとスレーキのこのスタンプもきっと受けがいいのだろう。
4.雑記等
このジーンズを選んだ一番の理由は、「きっとこれからは衣類にお金がかけられなくなる。今後購入して行く普段使いの出来そうな金額の中でのベストな選択肢」だったことかもしれないと今では思える。そんなに安くはなかったけど。きっとお金があればA.P.Cとかnudieとかにしてたのだろう。生で穿いてみたかったし。
あと501にしなかったのは、過去に投稿したオニツカタイガーのallyとの相性が511の方が良さそうだったから。
ちなみに5%ほど縮むらしいので、生穿きは諦めた。
このブログが継続できればこのジーンズの色落ちを記録していきたい。穿き込み記録は人生初の試み。