TANAKABLOG

TANAKA(仮名)の日常と備忘録


Rhythm & Drums magazine 2023 7月号について

やっと購入できたので、備忘録的に感想を記す。

大好きなドラマー、恒岡章さんの追悼企画。今でもバンドをやってる職場の先輩から教えてもらって企画を知るというアンテナの感度の悪さ。そんなもんだからやっと購入できた。地元の本屋では売り切れていた。そして暫くスタジオに入っていなかったらなんとなく馴染だった楽器屋に行くのも少し気不味くなっちゃったのと、Amazonではプレ値販売だったので、無理言って本屋に取り寄せてもらった。まぁ買えなかったら最後はプレ値で買ってたとは思う。

まずびっくりしたのは、2018年にも恒岡さんの特集が組まれていたこと。ブログを始めたぐらいからバンドをやっていないのだけど、バンドを辞めてからいかに楽器に触れていないかと、情報収集をしなくなったのかがよくわかる。もう機材についてもあまり興味が湧かないしなぁ。

もう一つはあいみょんのレコーディングに携わっていたこと。「君はロックを聴かない」はあいみょんの中でも一番好きな曲で、ドラムのフレーズはずっと耳に残っていたので「ドラマーは常岡さんでした」と言われて、「あぁ、そうなん」っていうのが正直な感想。2Aメロ前の一拍目にクラッシュを叩かずに二拍目でスネアとクラッシュで伸ばす所とかマジでエロすぎるって思ってたけど叩いていたのが常岡さんだったとは。まぁ、アレンジとかフィルとかは別の人がやってるんかも知れんけど、レコーディングの際のキレあるドラミングは間違いなく常岡さんのそれだったんだろう。

レコーディングの時はネギドラムじゃなかったっていうのも意外だったな〜恒岡さんといえばネギドラム、っていうのは多分メイキングザロードのバンドスコアの機材紹介のページのせいだと思うんだけど(これは多分同世代のパンクバンドドラマーは全員勘違いしていると言っても過言ではないと思う)、レコーディングはロジャースだったとは。対バンの人のネギドラムもいい音だったし、かつてドラムを始めた頃に一度借りたことのあるロジャースの音もとてもよかったなぁ。

誌面の中で、常岡さんのフォロワーの方15名がメッセージを残していたので、勝手にバンドサールルのパートリーダー止まりのドラマー田中も、当ブログにて記録してみてこのエントリを締めようと思う。

 

Q1.衝撃を受けた常岡さんのドラムフレーズを教えてください。

A1.Brand new sunsetのギターソロ部分のドラムのフレーズ。当時高校生だった時に一生懸命コピーしたけど、ギターソロなのかドラムソロなのかわからないレベルで叩きまくってて衝撃だったのは今でも忘れられません。あとはベタにStay goldのラストサビの三連符。あれ以上効果的な三連符の使い方にはまだ出会えていないように思います。

Q2.常岡さんから受けた影響を教えてください。

A2.ドラムを始めた頃はGreen Dayのコピーとかしていて、かっこつけて洋楽を聴いていたんだけど、当時のメンバーから「ハイスタっていう今はやってないけどメチャクチャかっこいいバンドがある」と教えてもらってそのドラミングに衝撃を受けてからは日本のメロコアにのめり込んで、そこからはほとんど洋楽を聞いていない。

あとはハット側のクラッシュを叩いた後にライド側のクラッシュを叩く時や、チャイナシンバルを叩く前には常岡さんみたいなアクションを入れるようになったところ。多分観てる人は「全然違うやん」って思ってるだろうけど、やってる本人はドラムヒーロー気取りという。

もうひとつ、恒岡さんがCGFをされていた時には、ラディックのLM400を使っていると噂で聞いていたので大学生になってからはそれを購入したというところ。あとキックペダルはDW5000だったところも。買った個体がハズレだったみたいで気づくとワッシャーがすり減っていたけど、それでも学生時代は使い続けたのはいい思い出。

Q3.常岡さんにメッセージをお願いします。

A3.   恒岡さんのドラムに影響を受けてドラムを頑張ってきました。あなたがいなければ今の自分は全く違うものだと思います。天国でも好きなドラムを叩き続けてください。

 

それでは今夜もこの辺で。