TANAKABLOG

TANAKA(仮名)の日常と備忘録


ブログを続ける理由について

最近はブログに何を書こうか考えるのが楽しい。ステイホームで旅行に行けなかったり、ゴルフに行けなかったりで他にやることがないのも関係しているのだろう。

ところで何故ブログを続けられるのだろう。

ブログを始めたのは、30歳になる前に何か新しいことを始めてみたかったからだ。それは最初のエントリにも書いてあるからか、今でも覚えている。

昔からダラダラ続ける事は得意だったのだが、まさかここまで続くとは思っていなかった。

何故ここまで続いているのかを考えてみた。

好きなことについて話ができる友人が身近にいなかった

のっけからネガティヴに聞こえなくもないな。決して友人がいないわけではない。と思っているのだけど、就職してから自分の好きなものについて話をする相手がいないことに気付かされた。

sano yohei さんの動画を観ている中で「服について話をできる人が周りにいない」というような発言があって、ハッとしたのだ。


20歳の男子がジーンズに興味をもってくれた話し【動画BLOG】

俺も同じく、ジーンズコミュニティに属していない。会社の先輩たちと服の話をすることもあるけど、「セルビッジジーンズを一度買ったら沼だよな」みたいな話をした事はない。

好きなことについて語り合うのは大事だ

学生時代は楽器やバンドのことで話をすることがとても多かったと思う。ドラマーで集まって飲んだり、機材のことについて語り合いそのまま練習パッドを持って深夜の大学に忍び込み(別に不法侵入とかではない)、フレーズの練習をしてみたりしていた。

で、バンドをするような先輩たちはファッションにも関心を持ってて、よく洋服についても話をしてた。先輩がジーンズを選ぶ時には街に連れて行ってもらったりもしていたな。「先輩、耳付きのジーンズにしましょう」なんて言っていた。

自分の好きなことについて語り合ったり、時には行動に移したりしていたのは思い出深い。

それが今はどうだろうか。

楽器は今でもたまに触るけど、学生の頃のようにドラマーばかりで集まって機材の話をするようなことはない。

就職してからゴルフを始めて、ゴルフについては先輩社員や後輩社員と話をする機会がある。俺はあまり詳しくないけど、シャフトの種類が云々みたいな話まで至ることもある。俺にはTourADのシャフトの違いはあまりわからん。でもやっぱり「好きなことについて話をする」っていうのは楽しい。

で、楽器もそこまで触らなくなって、今好きなのはゴルフとファッションなのだろう。ゴルフについては話し相手がいるんだけど、ファッションについて話ができる友人がいないのだ。

「セルビッジジーンズを一度買ったら沼だよな」なんて話は人生でした事はない。ジーンズを買って、穿いて、洗って、ジロジロ眺めて、それでまぁ色んな服と合わせてファッションを楽しむところまでがワンクールだ。俺のジーンズ道は孤独なのだ。

なんでblogを続けているのかを考えた

そこでふとblogを続けている理由を考えた時に、きっと、「好きなことについてアウトプットする場が欲しかった」のだと思う。

blogは俺が高校生の頃からあったから、手法としては古いものになるのかもしれないけど、アウトプットの場としては良かったんだろう。

最初は考えなしに勢いだけで立ち上げたんだけど、自分の関心のあることについて発信するのは楽しい。

毎回見てくれる人がいるかどうかよく分からずにエントリしているのだけど、自分の関心のあることについてアウトプットする作業はとても楽しい。

お金を稼ぐためにインプットされて、アウトプットしないといけない今の状況を思うと、まるで天国じゃないかとさえ思える。何より強要されてやっているわけではないというのが大きいと思う。

まとめ

www.procrasist.com

 

もう3年前のエントリだけど、今使ってる「はてなブログ」では、「3ヶ月に一回更新すればとりあえず継続」という激甘な基準で判断したとしても、2年続いているblogは10%らしい。平均して週一ペースでの更新が続いている当ブログの更新頻度のことは棚に上げておくとして、つまりめちゃくちゃポジティブに捉えたら「継続」という観点では当ブログは上位10%に入るということになる。

ブログに対する指南的なエントリにはよく「雑記ブログはダメだ」みたいなことが書いてあったりする。

アクセス数が日当たり100を超えたくらいから、「雑記のエントリで更新するのってどうなんだ?」と思いながらも、自分がやりたいことだから続けてきた節がある。

前述のそれはあくまで「収益化」の近道としてはダメなわけで、趣味として続けるのには何の問題もないということにして続けてきた。拙い文章ではあるけれど今でも楽しく続けられている。

人に迷惑をかけない範囲で、これからも楽しく、できればたまには人のためになる情報を発信しながら続けていければと思う。

でももしファッションの好みドンピシャの友人が現れたとして、ブログはやめないんだろうなぁ。