TANAKABLOG

TANAKA(仮名)の日常と備忘録


NIKE AIRFORCE 1 WHITEについて思う

年末の休暇が始まった。なぜか久々にスニーカーを買おうと思った。年始を新しいスニーカーで迎えたいのか。買うならやっぱ定番のものがいい。

NIKEのAIRFORCE1は俺が初めて「ファッション」を意識して買ったスニーカー。

自分語りのコーナー

今でも忘れない高校の入学式。なんだかんだ友人何人かで溜まってはいたんだけど、クラスが違えばバラバラになってしまう。

よく知らない連中に囲まれているそんな中ふと周りに目を向けると、自分がまだ新しい制服の足元に、俺はあろうことか中学生の頃履いていた運動靴(売店とかで売られてるようなやつ)を履いて入学式を迎えてしまったことに気づく。

「高校生になれば彼女ができる!」と何故か思っていた俺は、(あっ、スタートダッシュに失敗した)と思ったことを覚えている。

なんせ周りの中学時代に学年の中心にいたような奴らは当然のようにadidasのsuperstarやフォーラム、NIKEのDUNKやAIRFORCE1を履いていた。当時あまり服とかを気にしてなかった俺でも、「あっ、なんかかっけー」って思うようなスニーカーを履いていたのだ。

「なんかよくわからんけど俺もなんかかっこいいスニーカー買わなくちゃ」と思って、ショッピングセンターに買い物に行く母親について行ってスニーカーをねだったのだった。

母親としても外見にこだわりだした息子を見るのが嬉しかったのか、ニコニコして買ってくれた。それからもスニーカーはねだれば割と買ってくれたと思う。とても優しい母親だ。

それはまた別の話として、そこで買ったのがNIKEのAIRFORCE1のオールホワイトだった。何故かその頃赤が少し好きで、赤のスウッシュが入ったAIRFORCE1が欲しかったんだけど、何故かなくて、青ならあった。「青よりは白じゃない?ちょっと運動靴っぽいけど」なんて思って、オールホワイトにしたのだ。汚れが目立つことなんて気にも留めていなかった。確か9,000円くらいだったと思う。お洒落って金かかるんだと体感した初めての出来事だ。

それから3年間は、毎日NIKEのスニーカーで登校した。MIDカットになったり、DUNKになったり、ターミネーターになったりしながら。

買って半月くらいしたら赤いスウッシュのFORCE1が出たことは多分ずっと忘れないんだろうな。

量販店で買えたのに

それからまぁ何足もNIKEのスニーカーは履いてきて、白のAIRFORCE1だけでも型押しがしてあったSPC別注のものを含めると3足履いている。

なんとなくまた欲しくなってAmazonで調べてみたら、平気で15,000円超で出品されている。

疑問に思って調べてみたら、今はNIKE JAPANで取り扱いのみで、量販店等では取り扱いがなくなっているとのこと。結構前かららしい。公式を見たわけじゃないから定かではないけど、確かに最近スニーカーショップでもあまり見ないような気がしていた。

NIKE公式アプリでは取り扱いがあったけど、良いサイズは売り切れていた。だからAmazonでプレ値なのか。白が流行っているから売れるのと、コロナのせいで中国で大量に作れないのもあるのかもしれない。今はブームというか、「みんな履いてるから履く」人も多いのかもしれない。そしてどんな形であれ売れるのはいいことだと思う。

いずれは公式アプリから簡単に買えるのだと思う。というか買えてもらえないと困るのだ。

学生時代は量販店でも買えて、激安スニーカーショップでも買えていた頃と比べるとかなりハードルの高いスニーカーになってるように思う。

ブランドの戦略だからしょうがないのだけど、手に取りやすくなるのはわかるんだけど、手に取りにくくなることってあまりないから少し困惑してしまったのだ。

まとめ

「いつでも買いたい時に買える」、「履き潰しても次がある」はずだったAIRFORCE1のオールホワイト。

それに甘えてしばらく俺が情報をアップデートできていなかったのが一番の問題なのだがそれはそれとして、田舎に住む俺はこれからAIRFORCE1が欲しくなった時には通販で買うしかないのだろう。

少し面倒なようにも思えるけど、これも地域間格差だと思って甘んじて受け入れるしかないのだろう。

とりあえず、今は早く公式に入荷してほしい。買うかどうかはわからんけど。