コロナ禍で投資デビューして最初に購入したライトオン（Right-on）の株主優待の期限が迫っていた。
街中のRight-onの品揃えは良いので 「どうせなら街中に出た時にRight-onに寄って、ポロラルフローレンのアイテムを安く買おう！」、と思っていたのだけど、このコロナ禍で街に出ることもなく時間だけが過ぎてしまった。
メルカリで売ろうにも、もう俺は長いこと持ち過ぎていて買い手がつくかもわからない。
精神的に貧乏性が発症してしまって、「使わないともったいないな」という頭になったらもうダメ。「本当に欲しいか、本当に必要か」なんて判断できなくなってしまうのだ。
ミニマリストに憧れを抱きながらも貧乏性を発症してしまい、近所のRight-onに駆け込んだ。何なら本当に早足で駆け込んでたかもしれない。
シーズン的に半袖のTシャツとか、紙でできたジーンズとか、そんな物が並んでいたのは何となく覚えている。
本当に欲しい物じゃないと詳しく覚えてられないんだよね。わかってるんだけど、「優待のタダ券使わなきゃ」っていう感情が前に出てしまうのだ。
そんな中、みんな大好き、冬の定番「サーマルシャツ」を発見し、そのままレジへ。これなら絶対に使うし、無駄にならない。ユナイテッドアスレの古いものと入れ替えてもいい。
初めてのことでバタバタしながら封筒から優待を出すと、めちゃくちゃ美人のスタッフさんから「いつもありがとうございます」と言われてしまった。株主だからか。それとも俺が「made in the USA」の穿き込み企画をやっていたからか。でもあのエントリの企画はそんなにアクセス集めてないしなぁ。やっぱり株主だからか。社員の方かアルバイトの方なのかわからないけどちゃんと研修受けてるんだろうなぁ。
そんなこんなで美人すぎて真夏に真冬に着るサーマルを持ってレジに並んでたのが急に恥ずかしくなった。誰がどう見ても「優待の期限が迫って買いに来た株主」だったから。いや、まぁそれは確かにそうなんだけど。
税込で3,000円を少し切っている。3,000円分の優待を渡したら「お釣りは出ませんが」と言われて、なんか適当な返事をしたと思う。紙のショップバッグをつけてもらってそそくさと退店した。ちなみに税別3,000円分使えたらしいが、だからと言ってこれよりも有益なアイテムは無さそうだったのでそのままレジを通した。
前置きが長くなったけど、サーマルを購入した。この真夏に。
Hanes BEEFY-T サーマル HM4-Q103
誕生から45年を迎えている定番のアイテム。写真に影がめちゃ映り込んでるな。
サイズはS。身長172センチ体重60キロ。ジャストサイズ。
素材はコットンがほとんど。冬は少し乾きにくいだろうけど、テカテカしてないし、肌触りもいい。
品番はHM4-Q103みたい。
ディテール
裾はボックスシルエットになっていて、タックインしてもしなくても使いやすい仕様。
胴部分は脇部分に縫い目がない「丸胴編み」ではないけど、特に気にはならない。
製品タグは襟部分にはなく、プリントで対応している。よって首元背中側にタグが当たることはない。この辺の配慮がロングセラーの所以なんだろうな。まぁ俺自身はそこが気になるような人間ではないんだけども。
生地は結構しっかりしている。インデラミルズの物よりはゴツい。よく考えたら倍くらいの値段はしてるから当たり前なのかもしれない。まぁ厚けりゃいいものでもないだろうし、着てみないと分からないのかもな。
まとめ
ちなみにチャイナメイド。だからなんだって話。アメリカ製って言葉だけで雰囲気出ちゃうし俺もそのワードは大好きなんだけど、量販店で売ることができる価格設定のためならそれでいいのだ。
そう思えばやっぱりLevi'sのmade in the USA企画は凄かったな。あの頃もう一本買っとけばよかった。みんなが忘れた頃に穿き始めて「これ、今は亡きコーンデニムなんすよ（笑）」みたいなのやりたかった。
着るのは冬になってからなので、冬になって実際に来てみないと評価できないけど、ここまで触ってみた感じだと概ね良好。
見た感じ白も良さそうだったけど、まずは黒にしてみた。Right-onで買えるならこれでいいと思えるか、それとも色々試してみたいと思ってしまうか。寒くなるのが楽しみだ。
