春から気になっていたサーマルを購入。もう今年の買い物はこれで打ち止め。多分。あるものを着回していく。
GOOD ON 後染め(ピグメントダイ)サーマル
購入したのはピグメントダイの黒。後染めといえば黒、サーマルと言えば黒、なので黒にした。俺は黒Tが絶望的に似合わないのだけど、サーマルは黒。
ちなみに楽天で購入した。直営よりも安かったので。なんにせよ片田舎では取り扱いがないのだ。今期のモデルがデリバリーされてすぐに買おうと思ってたんだけど、仕事とプライベートの忙しさから後回しになってしまった。結果楽天での高ポイント還元のショップでは売り切れ続出。まぁしょうがない。
値引きのクーポンがあったので帰ってきたポイントと合わせると実買価格は6,000円を切っている。
以下、画像等。
全体
背面
脇部分
動かしやすいように縫製されているのだろう。
タグと付属品
生地感
色褪せ具合がいい感じ。
着心地等
去年買ったビーフィーのサーマルと比べたら少しシャリっとしてる感じがある。固いというのだろうか。
丈感とかそういうものは海外ブランドとは違って日本人に合うように作られているように感じられる。
雑感
感覚が変わったのか体型が変わったのか、という話。
このサーマルを検討している時のことなんだけど、これまでは「SかMか」を検討することしかなかったんだけどいつのまにか「MかLか」を検討している自分がいることに気づいた。その背景には何があるのか、を考えてみた。
ずっとピッタリした服装を好んでいた。というのもずっとガリガリで、ゆったりした服を着ると本当に中学校に入学したばかりで貰い物のデカい学生服を着ているような感じになってしまっていたからだ。最近でもSサイズのサーマルを買っている。
あまりにヒョロヒョロすぎると弱っちそう(実際弱い)だし、それならまぁジャストで着てる方が似合うかーくらいの感じで服を着るようになってもう20年くらいが経とうとしている。
そんな感じでここまで来たのだけど、UNIQLOのエアリズムコットンTシャツを除いては久しぶりにLサイズの検討をしていた。Levi‘s 511はだいぶサイズアップして穿いていたけど。
ピグメントダイのアイテムは染める段階で何度も乾燥機にかけられているので、限界まで生地が縮んでいることからSサイズでの購入はないな、とはなから考えていてはいた。だけど着用モデルの方々の着こなしを見ると「果たしてジャスト(Mサイズ)は今の俺の気分なのか?」と思う自分がいることに気づいた。「流行の波に飲み込まれたのか」と真っ先に思ったのだけど、その何秒後かには「いやいや、体重が増えただけじゃない?」と自問自答していた。妻や周りがオーバーサイズの服をよく着ているし、(流行っているんだろうな)とも思っていたけど、(自分には似合わない)と言い聞かせてタイトにタイトに服を着ていたのだけど、ここに来てワンサイズアップを検討した自分に驚いたのだ。
もうオーバーサイジングも5、6年以上流行っているだろうから、スキニーパンツのように「定番化した」と言えばそれまでだと思う(もちろん俺は末端ブロガーだから、「もうオーバーサイズも定番化しました!!!!!!」なんて断言するようなことは絶対にない)。
というところと、「単に太った」と思うところもあるのだ。
昔穿いていたジーンズはまだまだ穿けるし、最近では大学生の頃に買ったフェローズのSサイズのTシャツを着たりもしていた。
「まだまだいけるんじゃない?」という思いと、外出先で鏡に映った自分を見て「寸足らずでパツンパツンに見えているんじゃないか」という気にもなった。胸板は厚くなり体重は確かに増えているけど、スタイルはそんなにかわっていないはずなのに。
周りのスタイルに引っ張られて、自分の着丈が寸足らずになっているように感じるのか、とも思える。スタンダードになりつつある流行に少しずつ浸食されていっているのが実感できた。思えばフルトンのチノパンも俺の中では割とワイドなパンツに当たるわけだし。
ちなみにサイズはM。少し大きめでいい感じだった。Lだとたぶん後悔していた、と思う。インナーとして着るのにちょうどいい。
あともう一点いいところは、最も縮んだ状態で販売されているところだろうか。ピグメントダイのアイテムの共通点だろうけど、染めの段階で何回も高熱で乾燥しているので、自宅の乾燥機くらいじゃなんともないのだろう。ただタグにはタンブル乾燥禁止って書いてあったけど。なんで?色が移るから?
何回か乾燥機に入れて、またなにかあればエントリしたいと思う。
あと一枚で着るならVガゼットになっているものもあるのでそちらをお勧めしたい。「ハニカムT」という商品名だけど、明らかにサーマル。
今回購入したサーマルがとても良ければ来年はこれを買おうと思う。サイズはLかMか。カラーはスレートが良さそう。
それでは今夜もこの辺で。