TANAKABLOG

TANAKA(仮名)の日常と備忘録


デニムヘッズがミニマリストについて考察してみた

家にいる時間が長いのも問題だ。考えごとをしすぎる。ミニマリストに関する考察その2

稼げるお金にも、モノを置けるスペースにも限りがある

と、気づいたのだ。今更。30を過ぎて、これから「新しいビジネスを始めて大金持ちに」なんてこともない。自分にそのつもりもないし、そんなリスクを取ることはできないと考えているからだ。使えるお金にも限りはあるし、建てたり買ったりできる家っていうのもある程度決まって来るんだろう。つまり、ある程度人生を計画的に過ごしていかないといけないんじゃないかと思ったのだ。

となると、これから自分がどんなことに力(財力)と時間を使っていきたいのかをきちんと考えていかないといけないと思った。

となると、まずは気持ち的にも、現実的にもスペースを作らないといけないんじゃないかと考えたのだ。きっと長い時間家に居過ぎて、将来のこととかそんなことを考えるようになってしまったのだろう。

ミニマリストであることのメリットについて考えた

そもそも服が好きな理由をよく考えてみたけど、今はそこそこ清潔感を持って暮らしたい(ジーンズは洗わないくせに)、と言うことくらいしか浮かんでこなかった。個性的な格好がしたいとは全く思わなかったのだ。

完全に同じ服ばかりを着て暮らすつもりは今のところないのだけれど、最近は毎日同じ種類の服(洗濯はちゃんとしているのは前提)を着て暮らすのも悪くないんじゃないかな、って思うようになってきたのだ。と言うのも、毎日同じ服を着ていれば、覚えてもらえるし、その格好が自分のスタイルになっていくのって、なんだかかっこいいように思えてきた。すごくいい言い方をすると、そのスタイルが自分の「ブランディング」に繋がってくるんじゃないかと思うのだ。中尾彬さんのクルクルとか、石田純一さんの裸足ローファーのような。仮に俺がフリーランスだったとしてUNIQLOのエアリズムコットンオーバーサイズTを複数枚買ってこの一夏を過ごしたとしたら、お客さんからは「いつも白のオーバーサイズTシャツと細身のジーンズを穿いている人」と言う認識がしてもらえるようにはなるんじゃないかと思う。覚えてもらえるのって大事だと思うし。

デメリットは

ブランディングと表裏一体だと思うけど毎日同じ服(あるいは、2種類か3種類の服)を着回していたら、(あれ、この人前と同じ服着てる…ちゃんと洗ってんの?)くらいのことは思われるかもしれない。ただそれを直接聞かれることもないだろう。

あとは服で気分を変えたいときに、遊びがなくなってしまうんじゃないかな。気分が上がらないから明るめの服を、とか、なんとなくシックな色の服を着たい、とかいう時に、何枚かの手持ちの服にそういったモノがないのかもしれない。

本当に欲しい服だけを買ってきた(つもり)

学生時代は「セールで安くなってるから買っちゃおう」というような感覚で服を買ったりして、結局数回だけ着て捨てたり、友人にあげたりということをしてしまっていたんだけど、就職してからは多少高くても本当に欲しいものだけを買うようにしていた。

それでもなお、家にモノが増え続けている状況である。かつてと同じ過ちを繰り返しているのではないかと思う。自然と「コスパがいいって聞くから買ってみよう」と言うような状況に陥っているのかもしれない。これはきっとインターネットとかスマートフォンの普及によって、情報量がとても増えたことも影響しているんだと思う。実際にはネットで探して実店舗で買うことがほとんどなんだけど、何か欲しくなったら「○○ オススメ」で検索して、そのあと出てきた商品をAmazon楽天で検索するところまでが自分のルーティーンと化している。ちょっと話が脱線したけど、「情報量が増えてオススメされるものも増えてきた」その結果、「買ってみようかな」という気になってしまって、買っちゃうんだろうな。

それ自体は全く悪いことだと思わないし、新しいモノを買うのは気持ちが良いことだからいいことだと思うんだけど、自分の持ち物を整理するのに、一旦入って来るものを整理するというか、制限したいとも思うのだ。

本当に必要経費が少ないのか

例えば、今まで毎夏アメカジブランドのTシャツを買って着ていたところを、UNIQLO UのクルーネックTシャツに代えれば、トップスにかかる経費を少なくすることができる。そして、ボロボロになったら、あるいは少し薄汚れてきたら捨てて新しいのを買えばいいのだ。清潔感を求めるにはそっちの方がいいのかもしれない。1シーズンを3枚のクルーネックTで過ごす、と決めれば、それも良いのではないかと思う。モノも増えないし次の夏には清潔なアイテムで過ごすことができる。

あるいは高品質なTシャツを毎年1枚ずつ買って、それを大事に手入れしながら着ると言うのも一つの正解だと思う。

お金を集中させることができるので、いいアイテムを手にすることができるんじゃないか。例えば、「革靴欲しいなぁ、パラブーツかっこいいなぁでもお金ないからジャランスリウァヤにしよう」と言ってた人が、「なんとなく買ってたモノを買わなくなったら、お金が浮いた。ジャランスリウァヤの費用に足して、パラブーツを買おう」と言うような流れになるんじゃないかと思う。きっと、多分。

ミニマリストと断捨離好きは違うのではないか

以前ミニマリストについて考えたとき、大学時代の友人のことを思い出した。彼の家にはモノがあまりなく、今で言うところの「ミニマリスト」じゃないかと思ったのだが、そもそも彼は「断捨離」をしていたのであって、必要でないと判断したものを捨てていたのだ。必要でないものを購入しないのが「ミニマリスト」なのではないか。まぁ結果は一緒なんだけど、ミニマリストの方が必要経費が少ないようにも思える。買ってすぐ捨てる→断捨離、そもそも買わない→ミニマリスト、こういう解釈はどうなんだろうか。あながち間違ってはないんじゃないかとも思っている。

どっちが自分にとって幸せなのか

沢山のモノに囲まれて暮らすのも楽しいと思う。服を選んだりするのも嫌いじゃないし、いろんな服を着てみたいし、いろんな小物(なくても困らないモノ)に囲まれて過ごすのも楽しいと思う。

逆にモノが少ない状況で、少数の上質なアイテムに囲まれて過ごすのもよい。スペースも有限だし、余計なモノがあるならそれだけで場所を損している気がしてきた。すっきりした部屋も悪くない。空いてるスペースにしかモノは置けない。

まずは断捨離してみる?

それもいいかもしれない。もう着なくなっているTシャツもある。思い入れのあるTシャツもあるけど、着ないものは処分した方が良いのかもしれない。ジーンズとか愛着ありすぎて捨てられないしな…根が貧乏性だから溜め込みがちなんだけど、気持ちを入れ替えるには荒療治というか、思い切った行動が必要不可欠なのかもしれない。でもいきなり捨てるのってハードル高いなぁ。

相変わらずまとまりがないけど、今日はこの辺でお別れです。それでは。