Amazon prime Videoで観れる「サ道」にどっぷりハマってしまった。
そこまで気負わずに見ることができるというのもあるし、一話一話がそこまで長くないというのもあるが、もう３周目を観ている。２周目の途中からは垂れ流しにしてスマホいじったりしてるけどね。サブスクの動画配信を利用されている方には是非観てみてほしい。最近は「やれたかも委員会」が一番観ていて面白いドラマだったけど、「サ道」はTANAKA史上一番観ていて心地良いドラマだ。
ドラマ「サ道」の魅力
観ているだけで癒され、サウナに入っているかのように身体が熱を持つ。オープニングとエンディング曲のゆる〜い感じも抜群に相まって良い。基本的にはサウナを楽しんでいるシーンがずっと流れているからぼーっと見ることができるんだけど時々うるっと来たり、いろんなことを考えさせられたり、最後のエピソードでは精神世界の話というか、悟りを開いているようなことを考えさせられたり、とにかく飽きずに見ることができた。リアルタイムで見ることができていたら去年の夏秋はサウナ三昧だっただろうな。
食欲も刺激される
サウナに行きたくなるのはもちろん、サウナの休憩スペースで提供される食事や飲み物も非常に魅力的に映るのだ。ちなみに主人公であるナカタ（原田泰造さん）は酒が飲めない（どうやら実際原田泰造さんも飲めないらしい）設定のようだ。だから湯上りにビールをごくごく、という王道の楽しみ方ではないのだけど、「酒が飲めなくてもこんなに楽しめるのだ」と言わんばかりの「覇道」とでもいうのだろうか、そのような楽しみ方もできるのだと教えてくれる。
生姜焼き定食があそこまで美味しそうに見えたこともないし、かき氷があんなに美味そうに見えたこともない。
「孤独のグルメ」も同じような感じで観ていたんだけど、違いとすれば「サウナは割と身近にある」というところだろうか。そりゃ「サ道」に出るようなサウナは田舎にはないけれど、サウナがあれば汗をかき、身体を温めることはできる。「孤独のグルメ」に出てるお店に行くには片田舎の人間にはとてつもない気合が必要なのだ。別にどっちがいいとかいうつもりもないのだけど。
おうち時間で楽しむには
そもそもコロナウイルスの関係で今はサウナに行くことができない。だからと言って指をくわえてサ道を観ているわけにもいかない（？）から家で熱い風呂に入って、冷水シャワーを浴び、浴槽に腰掛けるというのを繰り返している。「ととのっている」のかは分からないが、汗をかくという行為はそこそこリラックスできるのだろうか、シャワーを浴びるだけの日々よりも気分はいいと思う。
そうなると次は食事・飲み物だ。サウナ上がりに十分な水分補給をした上で生ビールを飲むのが最高に美味しいのだろうとは思う。水分補給せずにいきなり飲むのが一番美味いのだろうけど、なんか身体に悪そうだし。
熱心な当ブログの読者の方がいらっしゃればご存知だと思うけれど、俺は現在酒をほとんど飲んでいない状況なので、ビールはなし。代替品になるようなものを考える中で、２周目を観ているときに「オロポ」という飲み物が「サ道」に出ていたのに気づいて、気になって調べてみた。
「オロポ」はオロナミンCとポカリスエットを１：１で割った飲み物らしく、MATCHのような味がするらしいということがわかった。東京の高級サウナで提供されているのが発祥らしいとも。自作する際には自分が一番美味しいと考える比率で割ればいいとのことだった。全国各地の健康ランドや、サウナで提供されている人気の飲み物であるらしい。ちなみに俺は健康ランドもサウナ専門の施設も使ったことはないので「サ道」とインターネットで得た知識以外のことは分からない。
わかれば後は風呂上がりに割って飲むだけだ。
確かにこれはMATCHのような味がする。大塚食品の関係からか。MATCHほど炭酸が強くないので、ゴクゴク飲める。風呂上がりの水分を欲している身体にどんどん入っていく。普通にオロナミンC1本で作るとすぐになくなってしまった。「サ道」で紹介されていたサウナでジョッキで提供されていたのもうなづける。
普通に考えればそこまで特別なものではない
ただ、正直いうとこれは風呂上がりとかそういうシチュエーションだからこれだけ美味しく飲めるのだと思う。言い方は悪いが炭酸の抜けたMATCHのようなところもあるし、混ぜるのもちょっとめんどくさい。だけど俺は「サ道」にハマってて、今は「ドラマに出てたオロポで風呂上がりにくつろいでいる」という事実に酔っているのだ。ノンアルコールなのに。
それでいいのだと思う。意味のないことでも自分が楽しめていればそれでいいのだ。オロナミンCも10本買っちゃったし。
