今年も「サ道」の年末(去年の)スペシャルを観たので、感想を。
ネタバレを含む可能性があるので、ご了承のうえ閲覧ください。
ちなみに今ならTVerで無料で観れますので、是非に!
雑な感想
今回のサブタイトルは、「誰しも 何かを胸にととのう」。脚本は僕の大好きな、シーズン1エピソード10と同じ根本ノンジさん。まぁ、年末年始SPは全部担当されているみたいではある。
ざっくりストーリーとしては、最終的にサ道のメインサウナ、「北欧」に集ってくるみんなのそれぞれの背景を描いていた。
ツルピカさんがフサフサになって復活
めちゃくちゃ嬉しかったのは、ツルピカさん(荒川良々さん)が出演されていたこと!「天空のアジトで男泣きにととのう」が一番好きなので、シンプルに嬉しかった。最初は「これツルピカさんで間違い無いよね…?」と思いながら観ていたのだけど、やっぱりツルピカさんでよかった。
相変わらず職場でも家庭でも辛い思いをされていて胸が痛む。僕もそうなるかもしれないし、そうなったとしても、家族のために石にかじりつきながら仕事はしないといけない。マジでサラリーマンの鑑だと思う。みんなが島耕作みたいに生きていけるわけはないのだ。
ハラスメント
あと気になったのは、偶然さんの「先輩が後輩を飲みに誘えないなんてどうかしてる」みたいなフレーズ。
コロナ禍は最低限の飲み会しかしてなかったから後輩誘ってなかったし、最近は子どものこともあって誘ってくれる人も限られてたからそこまでの認識はなかったんだけど、今そんな感じなの?管理職はそういう研修受けてるの?
会社で同期とかと話する限りは、「顔もブスだしどっちかっていうとハラスメントには気をつけよう」という気概でいる側の人間だと思ってたんだけど、(周りのヤバい人は令和になったのに未だにヤバいと感じることもあったので)そうでもなかったんかもしれん。ただただする側になるのも受ける側になるのも含めてハラスメントに怯える36歳だったということよ。
10時まで残業して、一緒に残ってた後輩誘って焼き鳥屋で一杯だけっつって恋バナして帰ってたあの時代はもうやってこないのだ。最早どれもアウトで逆にウケる。古き良き平成に仕事を覚えたことを幸せに思うことにした。
いつまでもあると思うな
親ですよ。ナカタさんのお母さん亡くなっちゃった。僕アスぺなんで全然的を得られて無いのかもしれないけど、ナカタさんの涙は、お母さんが亡くなって悲しかったからっていうことでいいんですよね?あと、「あんみつ食べて欲しかったな」、っていう気持ちもあるってことでよかったんですよね?
やっぱり自分の人生も結局一瞬なんですよね。でも食ってくために嫌なことも受け入れながら生きてかなきゃいけない、ってのが大体のサラリーマンの宿命かつ釈明。好きなことで生きていく、っていうのはうまくいかない時のリスクを背負える人、受け入れられる人だけが送れる人生。
ナカタさんはイラスト稼業で生計を立ててるので、好きに生きてるのかと思ってたけど、親から見るとそうでもなかったのかな、なんて。
そんじゃあ僕の親なんて僕の人生見てどう思ってんのか気にはなったけど、聞くに聞けないし迷宮入りさせとくことにした。
でも親になって思うのは、「やっぱ好きなことしてほしい」ってことなんだよな〜。そのためにはやっぱりある程度親にお金がないと安心させられないから、親の勤めとしてはしっかり稼ぐってことなんだろな。
そのほか2名
やりたいことやってんだからいいでしょ、ってことであまり感想はない。
ただ蒸し男くんについては、なんか変にカッコつけたくなる気持ちがわかるので少し複雑な気持ちになった。少し懐かしい気持ちでもあった。
むしろ「仕事を頑張りたいけど結婚もしたい、という人は、早く結婚した方が恋愛に使うエネルギーを仕事に使えるので良いのでは?」なんていう謎理論を閃いてしまった。子どもが生まれるとまた人生変わるんだろうけど。DINKSなんて言葉もあるくらいだし、「結婚=子ども」ってわけでもないし。
ただ、片田舎だとまだまだ「結婚=子ども」でみんな認識してるな、と感じる。もしかしたら僕の中でも潜在意識はそうなのかもしれない。
まとめ
「サウナ」というよりは「サウナーの人生」に焦点を当てている年末スペシャル。これはこれで色々考えられるから、良い。
酒飲みながらダラっとみるのは、やっぱりシーズン1が一番だな、と改めて実感。
明日(1/6)からの仕事が嫌過ぎて眠れなくてblogひとつ書いちゃった。まぁそれも良いでしょう。死ぬわけじゃ無いし。
それでは今夜もこの辺で。