手元にあるEVISUを見比べてみると細かいところが違っていたので備忘録的にエントリ。
比較したのはこの2本。lot.2000とlot.2004。どちらも過去にそれぞれエントリしている。
lot.2004をちょこちょこ穿いていたので洗おうかな、と思って眺めていたら、副資材の細かいところが違っていたりして面白かったのでエントリ。
EVISUについて（EVISUライトユーザー目線）
最近はEVISUのジーンズは見ていない。最寄りの路面店は閉店してしまったし、取り扱いも一時よりはかなり減っていると思う。ECサイトとかを見ると殆ど仕様は変わっていないけど、最近は耳の種類が選べるらしい。10年前も選べたのかな。
「ジーンズは丈夫じゃないといけない」という山根氏の思いが込められていると何かの雑誌で読んだ記憶があるのだけど、クロッチリベットがあったり、バックポケットには補強がされていたりと、頑丈な作りに仕上がっている。
lot.2000については俺にしてはかなり穿いたものになるけど、最近少し生地がほつれ始めたくらいで、少々ハードに穿いたくらいじゃ生地にダメージはなかった。流石にステッチは飛んでいるところが多々あるけど。
そんなこんなでlot.2000の副資材の仕様は記憶に残っていたので、ふとLot.2004のリベットを見てみると「あれ、ものが違うじゃん」となったのだ。
なんとなくだけどlot.2004の方が古い商品のような気はしている。後述の品質表示タブからその印象を受けている。買ったのはlot.2000よりも後だけど、EVISUは店舗によっては売れていない古いものがそのまま並んでいたような印象なので、お宝探しのような感覚で商品を見ていたのが印象深い。中には古そうなアイテムで日焼けしてしまってたものもあったけど、ファンにはそういうアイテムも受け入れられるのかもしれない。
俺はそこまでのEVISUラバーではないのだけど。
リベットについて
こちら、lot.2004のリベットにはローマ字で「YAMANE」と刻印がされている。
対するこちらlot.2000のリベットは「エヴィス 日本」となっている。
ちなみにlot.2004の隠しリベットは「エヴィス 日本」のリベットが使われているので、このジーンズが作られた当時そのリベットが存在しなかったわけではなさそうである。
Lot.2004にはシンチバックがついているのだけど、そのシンチバックを止めているリベットも「YAMANE」のものになる。
品質表示タグについて
Lot.2004の品質表示タグは穿いた時の左前面に位置する。
2000の品質表示タグはウエスト後側、レザーパッチの反対側に位置する。
割と細かく説明が書かれている。個人的には丁寧ではあるけど逆に少し味気ないという感じがする。
2004のタグはえべっさんとサイズ、簡単な説明が記されている。裏側には英語で注意書きが書かれているのだけど、やっぱりこっちの方が好きだなぁ。
赤タブ、革パッチについて
赤タブは同じものだと思う。No.1生地のlot.2000も持っているんだけど、それにはカタカナで「エヴィスヤ」と書かれていたと思う。
革パッチはおそらく一緒のもの。
セルビッジについて
赤耳と虎耳。裏側の色味が全然違うのがよくわかる。そりゃ虎耳のジーンズは緑っぽくなりそうだ。
雑感
ちなみにEVISUをやっている山根さんは「HIDEHIKO YAMANE」として活動されている面もあるみたいで、その時に使っていたリベットが混ざったのか、とも思ったり、或いは製造時期によってはこういうリベットを使っていたのではないか、とも思ったり。EVISUのジーンズは3本持ってるんだけど、「EVISUフリーク」とまでは全然行かないのだ。EVISUは熱狂的なファンが多いイメージなのでその辺の情報をまとめてくれている人がいないかな、と思って調べてるんだけど、意外と見つからない。他力本願すぎるか。エヴィスのスタイルブック買ったらわかるのかな？
あと、なんとなくエヴィスのECサイトを見てたら、まだセールをやっていて驚いた。そして品番も引き続きたくさんあって、やっぱりすごいな、と改めて思ったのだ。俺が初めてエヴィスの路面店に入った時にはダブルニーとか、オーバーポケット付きのものとか色々あって面白かったのを覚えている。ダブルニーなんかは似合うのであれば今でも欲しい。
それでは今夜もこの辺で。
