TANAKABLOG

TANAKA(仮名)の日常と備忘録


「東野デニム」がめちゃくちゃ面白い。

「東野デニム」がめちゃくちゃ面白い。

東野幸治さんがYouTubeチャンネル(ラジオ)をやっているのは知っていたのだけど、再生したことはなかった。

この度オススメに「東野デニム」が出てきたのをきっかけに観てみると、めちゃくちゃ面白かった。


www.youtube.com

東野デニムとは

東野さんが53歳を迎えて、「ダサさを止めたい」という気持ちから「オシャレになりたい」「デニムを極めよう」と思い、YouTubeラジオの中止のタイミングで始められたらしい。

そして、別番組の(YouTubeにも出てた?)東野登山隊の中でオシャレだと思っている庄司智春さんを誘って始めたとのこと。

東野さんはゴールデンの番組にも出ていらっしゃるし、人気芸人でもあるので「テレビの企画と同じような感じで購入して終わりなんだろうなあ」なんて思いながら見始めたのだけど、「地上波でできないからYouTubeでやる」「デニムを育てて真剣だって証明したい」「高いデニムを穿いて沼に突っ込むとかナンセンス。だから地上波は滅びるんです」とまで仰っていたので、「もしかしたら俺と同じ趣味嗜好なの?」とか思ったら少し嬉しくなったのだ。

動画の作り方とかはテレビっぽさも少しありながら、YouTubeらしさもしっかりあるんじゃないかと思う。

東野デニムの最終目標が「浜田・denim・雅功」をゲストに招くことらしい。確かに浜田さんはヴィンテージらしきジーンズをよく穿いていらっしゃるし、自分もその着こなしはHey!hey!hey!を観ていた少年時代からかっこいいなと思っていたので、浜田さんのジーンズへの思いとかも聞いてみたい。どれだけバズった所でテレビ雑誌以外の媒体に出られるかどうかはわからないけど。

「デニム」をキーワードに「東野さん」というフィルターを通して発信していくYouTubeチャンネルなんだな、というのが正直な感想。

これから浜田さんに限らずさまぁ〜ずのお二人だったり、元SMAPの草彅さんだったり、デニム好きの芸能人とのコラボにも期待してしまう。

流石芸人

「東野デニム」で最初に購入したデニムセットアップは、滋賀県の「コナーズソーイングファクトリー(CSF)」で揃えていた。

CSFと言えば「一本縫い」と言って、1人の職人が縫製の全ての工程をこなすのが特徴だと思う。にも関わらず「東野デニム」ではまさかの縫製部分の撮影なし!喫茶店でコーヒー飲みながら吉本のゴシップを語っていたらしい。色々意見はあるかもしれないけど、「流石だなぁ」と思わさせられたし、本当にジーンズにあまり詳しくないという状態からのスタートなのがうかがえた。目先の再生数が欲しければ絶対に押さえるだろうし。

東野デニムの何が刺さったのか

ダラダラとジーンズだけは長いこと穿いてきたつもりでいるけど、ディテールに関する知識としてはほとんどないに等しいし、別にオシャレでもないので、東野デニムを観ながら自分も学べたらと思ったのだ。とりあえずCSFの動画で、Tバックという言葉は再度認識した。今着ている2ndタイプの場合は42オーバーのサイズだと脇に生地を増やして大きいサイズに対応していたところまでは調べた。つまりTバックは1stか大戦ごろまでのディティールなのだろう。次はTバックのデニムジャケットが欲しい。

「お笑い芸人×デニム」という組み合わせでデニムとそれを活かしたファッションについてのYouTubeチャンネルという、これまで自分が知らなかったエンターテインメントが楽しめるっていうのが何より嬉しいのかもしれない。

また「東野さんがファッションについて学ぶ」という趣旨も相まって東野さんの少し後方からのトーク力が炸裂していて観てて面白い。庄司さんのヴィンテージの値段を聞いて「そんな金額出せない」と仰られていたのにも好感が持てた。

今後も東野デニムを視聴していきたい 

次回はレッドウィングの店舗に行くらしい。有名芸能人だからその気になればいくらでもいいのが買えるんだろうけど、あえてレッドウィングからというのもいいな。

今は東野デニムの更新が楽しみ。これを機に若者にジーンズブームが来たりしないかな、なんて。弱小ブロガーが宣伝することでもないけど、ジーンズ好きの方もそんなに好きでない方も「芸能人のYouTubeなんて」と言わずに、是非観てみていただきたい。