TANAKABLOG

TANAKA(仮名)の日常と備忘録


古い革靴を購入することについて

最近古着はあまり買わないのだけど。

靴に対する物欲

パラブーツのシャンボードはずっと欲しい。ダナーのマウンテンライトとか、最近少し気になってきている。

借家に住んでいるわけでスペースは限られているからできるだけモノは増やさないようにしたいし、出費も増やしたくない。靴なんて一日に一足しか履けないから足を入れないものも増えてしまう。そうすると逆に痛みも早くなってしまう。

でも欲しい。でも出費は抑えたい。

そう、サイズが合うユーズドを探して、リフレッシュしちゃえばいいんじゃない?と思ったのだ。

そういうショップもあるよね

東京にSUPER8SHOESさんという、海外で買い付けられたユーズドシューズやデッドストックをメインに取り扱っているショップがある。SUPER8SHOESさんではユーズドシューズは全てリフレッシュされて店頭に並べられているとスタッフの方が仰っていた。

実は俺もヴィンテージシューズが欲しくなって一回行ったことがある。ただ俺の足があまりに小さすぎて予算内ではいい商品がなかったのだ。

スタッフさんに「あぁ、お客さん足小さいっすね…」って言われたのは多分一生忘れないだろう。

アメリカ靴ってサイズが大きめらしい。「レッドウィングとかは普段7ハーフっすね」って言ったらスタッフさんも「あぁ、厳しいかもしんないっすね」みたいなリアクションだった。

話がだいぶ逸れてしまった。大分ニッチな世界だとは思うけど、大都会東京ではそういうショップが成り立つということだから、そういう靴を求めている人が一定数以上はいるんだろう。

古着屋やリサイクルショップで物色

サドルソープは持っているし、泡立て用ネットもある。レッドウィングだって何回も丸洗いしているし、リーガルも仕事で頻繁に履いていた頃は半年に一度は丸洗いしていた。

おなじように、シューズを古着で購入して丸洗いしてメンテナンスしてやれば、価格を抑えて着用することができるのではないかと思ったのだ。

人の足の形の靴ってどうなん

という気持ちもある。足って人間の中でもかなり重要なものだから、そこに「他人の形を記憶した靴」を持ってくるのってどうなんだ?って思うのだ。

新しめのスニーカーならそこまで問題はないかもしれない。ただグッドイヤーウェルテッドでコルクの入ったソールとかだとその人の足裏の形に沈み込んでいるんじゃないかもと思うのだ。

アッパーは正直、洗ったりすれば少しは縮むこともあるんじゃないかと思ったりもする。足が大きいというか、厚みがある人なんかは自分の形に馴染ませることもできてしまうのかもしれない。

安く買えば気兼ねなく使える

俺は貧乏性だから、高い値段で買ったものは使うのに気兼ねしちゃって、なかなか使えなかったりする。で、例えばブーツとかだと不注意でがっつり傷が入ってしまえば、「どうでもいいや」ってなって気にせず使えるようになる。最近では「死ぬ前に使っとかないともったいないな」なんて思うようになってきた。

人間性がヤバいのは置いておくとして、古着で安く買えば、その辺の問題は初めから解決されているわけだ。

偽物とかってどうなん

リサイクルショップでもフェイクが売られているかもしれないけど、フリマアプリはもっとやばそう。レッドウィングとかはやめておいた方がいいかもなぁ。チペワのフェイクは聞いたことがない。狙うならチペワか。

でもブーツ系なら一番の狙い目は国産ブランドじゃないかと思っている。ロンウルフとか。

結局は価格とのトレードオフ

新品で綺麗な、試着でしか人の足が入っていないものを買って、自分の足に馴染ませていくのが好きな人は新品を買うしかない。そこにあまり重きを置いていない人は、状態の良い中古ブーツなら買ってみてもいいんじゃないかと、エントリを認めるうちに思うようになった。ソールの減りなんかを参考にしてみたり、履き皺の深さなどで判断してみたらいいんじゃないか。

何事も経験だと思うので、今年一度やってみたい。