前回投稿したバースを購入してからちょうど一年後に購入したParaboot CORAUX MARINE。
Paraboot CORAUX MARINE
前回エントリしたバースはデッキシューズで、今回エントリするコローはコインローファー。ビーフロールローファーともいうのだろうか。レザーは同じくヴォイルレザーで、ソールも同じくマリンソールが使われている。
ワックスがよく効いたレザーで、雨水塩水に強いらしい。マリンソールも耐久性に優れ、滑りにくくなっていて良いソールだ。
画像等
コローとバースに通じて言える、アメリカカラーとマリンカラーの一番大きな違いはステッチの色使いじゃないかと思う。
アメリカカラーのバースは同じ色味のステッチで縫われていたけど、こちらマリンカラーのコローはネイビーのレザーに対して白のステッチで縫われている。
よって個人的な感想ではあるけど少し軽さが増しているように思われる。メリハリもアメリカカラーよりは感じられる。
ただステッチだけ白いので、色を入れるとなると染めるつもりでクリームを塗らないといけない。
マリンソールは反りが少ないからか、履き皺はほとんど入っていない。
モカシン部分の割れもまだそこまで、という感じ。「割れ」というよりは「離れ始めた」という表現の方が近い。
横から見ても反りはほとんどない。というか、一番ピカピカなのはインソールじゃないか。
ソールは若干白くなってしまっている。加水分解することはないと思うけど、したらしたで交換するしかないのだろう。
やっぱり減りは少ない。まだまだ履ける。
バースのタブと比べると少しは綺麗なのかもしれない。バースやコローはとてもシンプルな作りで、サイズも小ぶりだからタブがあってもごちゃごちゃしないというか、むしろとても似合っていると思う。
こちらもパラブーツのアイテムではあるものの、ノルヴェイジャン製法ではなく、マッケイ製法なのでオールソールは2回くらいしかできないらしい。
雑感
雨の日に進んで履くことはないのだけど、雨に打たれても水が染み込んでくることはない。ただ短靴なのでくるぶし丈で履いていると普通に飛沫が入ってくる。
画像で見るとバースよりも艶があるように見えるけど、コローの方が乾燥しているような気もする。一度きちんと性根を入れて手入れをしないといけないのだろう。
冬でも履けないことはないのだろうけど、カラーのこともあり、ソールが薄くボリュームがないのも相まってか、とても涼しげに見えるのだ。
パラブーツのローファーなら春夏はコロー、秋冬はランスかアドニス、というのが良いのだと思う。高くて俺には手が出せない。
ちなみにアドニス、ランスと比べるとコローは半額以下で買えるのでローファー初心者にもハードルが低いと思う。俺もローファーはこれが人生で初めてだったし。
